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髪の毛の豆知識
目次
【髪の毛の豆知識】
【薄毛別の育毛対策】
成人した日本人の髪の毛の平均は約10万本程度と言われます。多い人で13~14万本、少ない人で6~7万本とかなりの幅があります。
年齢を重ねると皮膚や内臓なども徐々に機能が老化していきますが、髪の毛も同じです。
多くの人は、更年期の頃(40代〜50代前半)から1つの毛穴から生える本数が減っていき、髪も細く徐々になっていきます。
抜け毛の数は、通常で1日50本~80本位であれば特に心配いりません。
秋は夏のダメージから抜け毛が多くなる季節なので100本〜200本抜けることもあります。
抜け毛の量が多すぎると感じる場合には早めにケアしてあげることが大切です。
髪を増やす方法6選
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【発毛剤・育毛剤の特徴】
・自宅で自分でおこなうことができる。
・毎日、朝と夜に頭皮マッサージをする必要がある。
・毎月の費用は4千円〜8千円程度かかる。
・効果を実感するまで数か月はかかる。
・すでに完全にハゲ上がっている場合は改善が難しい。
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」という意味です。主に遺伝や男性ホルモンが影響する薄毛を指します。
AGAの治療法の流れは、初回にまずカウンセリングを行い、診察、頭部の写真撮影、そして血液検査などを行います。
そして、飲み薬(プロペシアなど)か塗布薬(ミノキシジルなど)が処方されますが、こちらは保険が適応外で全額自己負担となります。
これらは処方箋が必要な薬は医療用薬品なので、ドラッグストアなどでは買うことはできません。
【AGAの治療法の流れ(初回診療)】
1、カウンセリング、問診
↓
2、診察、頭部の写真撮影
↓
3、血液検査
↓
4、処方薬の決定
【病院やAGAクリニックでの薄毛治療の特徴】
・薬代と治療費込みで月5,000円〜15,000円程度(クリニックや処方薬の種類による)。
・薬局などでは手に入らない医療用医薬品が処方できる。
・保険は適応外なので全額自己負担になる。
・医師の診察により自分の薄毛にあったベストな発毛治療を受けられる。
・副作用がゼロではない。
・半年~2年続けた場合、約9割ほどの人は髪が増えたことを実感している。
・服用を止めるとまた髪が抜け始める。
AGA治療の注意点
治療をやめると再び抜け毛が始まりますので、始めるにはこれから一生続ける覚悟も必要です。
また、人によっては副作用もありますので始める前にはそのこともしっかりと考慮しましょう。
※プロペシアは成人の男性しか服用することができません。未成年および女性の方は法的に処方することができません。
40代、または50代の男性の薄毛というのは原因は同じで大きく分けて次の2つです。
1.AGA(男性型脱毛症)
2.頭皮の老化と毛穴による縮小・消滅
AGAクリニックでは、プロペシア、ミノキシジル、ロゲインなど医療用医薬品の中から自分の薄毛に合ったものを医師が処方してくれるので、自己判断の育毛対策より生える確率は確実に上がるでしょう。
40代50代の薄毛の原因のもうひとつは、加齢によるコラーゲンの減少による頭皮の老化と血行不良です。
年齢を重ねると頭皮に含まれているコラーゲンの量が減り髪の毛を生やす役割である毛包が縮小します。そして毛包がきちんと機能しなくなり抜け毛になります。
そのまま進行すると毛穴がどんどん小さくなり、最終的には毛穴がなくなってしまいます。
1度毛穴が消滅してしまうと、もう毛は2度と生えてこなくなります。
年齢を重ねて頭がツルツルになっている人は、もう毛穴が完全になくなってしまったのです。
加齢による頭皮の毛穴の縮小の対策としては、頭皮の老化を抑え毛穴がなくなったり小さくなる前にできるだけ早く対策しなくてはいけません。
毎日育毛剤で頭皮に栄養を与えながら頭皮マッサージをして血行を良くしておくことが重要です。
血液は生物にとって重要な栄養ですから、血行不良ということは栄養が届いていないということです。
しっかり栄養が巡るようにしてあげることで頭皮の老化防止になります。
【頭皮マッサージの方法】
両手の5本の指の腹を使い時計回りの小さい円をえがくように揉みほぐします。
指圧しながら頭皮が動くのを意識しながらおこないましょう。
場所は、後頭部の付け根→耳ろ→側頭部→頭頂部→前頭部と順番におこないます。
(時間に余裕があるときは一番最初に肩や首も揉んでおくとより良いでしょう。)
育毛剤をつけて、その箇所をマッサージ、そして箇所を変えるたびに育毛剤をつけてマッサージというふうにしていきます。
各場所をおおよそ1分ずつ、全体で5、6分程度でおこないます。
サボらず毎日おこなうようにします。