シャンプーは毎日するのが理想的です。
ただし、頭皮が乾燥気味の人や季節などによっては、2日に1回でもよい場合があります。
髪の毛の正しい洗い方
(1)頭皮と髪をブラッシングする
(2)頭皮と髪を十分に濡らす
(3)シャンプーを手に取り軽く泡立てから髪に塗布
(4)指を頭皮に密着させて小刻みに洗う
(5)頭頂部は念入りに洗う
(6)すすぎは洗髪以上にしっかり行う
シャンプーは、シャンプーする前のブラッシングと予洗い(あらかじめお湯で洗うこと)がポイントです。
これをしっかりすれば、6割は汚れが落ちシャンプーの泡立ちもよくなります。
ブラッシングは、髪が長い人は毛先から徐々にもつれをほぐすように行い、頭皮は生え際から頭頂部に向かってブラッシングをしましょう。
ブラシは、汚れを吸着し髪にツヤを与える動物毛(猪毛や豚毛)のものがオススメです。
その後、38~40℃くらいの温度のお湯で、頭皮と髪をしっかり濡らします。
シャンプーは、直接頭皮に塗布すると刺激となりますので、手に取って水を含ませ軽く泡立ててから髪に塗布すること。
これを髪の上で再度泡立て、頭皮を洗っていきます。
洗い方は、毛根ひとつひとつの汚れを落とすように、頭皮にしっかり指を密着させて小刻みに動かし、全体を洗いましょう。
頭頂部は皮脂分泌が多い部分ですので特に意識してしっかり洗うこと。
髪の生え際や耳の後ろ、襟足は洗い残しが多い部分ですので、こちらもきちんと洗う必要があります。
すすぎは洗髪以上に時間をかけて、泡やぬめりがなくなるまでしっかりと行いましょう。
すすぎに5分位は必要です。
髪の毛を洗う頻度は、基本は毎日が理想的です。
なぜなら、髪の毛は毎日生まれ変わりをしており新陳代謝も活発な部分だからです。
約10万本の髪に付随して毛根があり、皮脂の分泌も多いのです。
また、外に出れば排気ガスや大気汚染などの汚れ、タバコの煙なども付着しやすく1日をすごした髪や頭皮は汚れています。
髪の毛は、夜の就寝時に生まれ変わりをしているので、頭皮の毛穴に汚れや皮脂が詰まっている状態だと毛の成長を妨げてしまいます。
就寝前のシャンプーで頭皮や髪を清潔に保つことは、健康な髪を育む上でも大切なのです。