配合成分
グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムの主な作用・効果
グリチルリチン酸ジカリウムは、マメ科の植物であるカンゾウ(Licorice)の根に含有されているグリチルリチン酸にカリウム塩を付加した商品です。
優れた抗炎症作用を持ち、また肌への刺激が少ないことから、薬用・一般化粧品、シャンプー、育毛剤、点眼液、歯みがきなどの有効成分として、幅広く使用されています。
精製水
精製水は、特殊なろ過方法や殺菌方法などを施すことで、水道水やミネラルウォーターなどからミネラルや細菌を除去・除菌したものを指します。
「純水」とも言われており、不純なものがほとんど含まれていない水ということになります。
エタノール
普段のスキンケア製品の中に「エタノール」を配合する主な目的は、
製品の防腐効果、安定性の向上、肌にのせたときのすっとした清涼感や軽い感触にするためです。
濃グリセリン
肌の潤いをサポート
グリセリンは肌の潤いをサポートしてくれます。
乾燥肌などに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
肌の潤いをサポートするためにいろいろな化粧品に配合されています。
肌を温める
グリセリンは温感作用を持っている成分です。
肌が温かく感じさせることで化粧品の使い心地を良くしています。
クリームや乳液に粘りを出す
肌のお手入れを行うのに用いられるクリームや乳液にもグリセリンは含まれていることがあります。
グリセリンはクリームや乳液に粘り気を出すために用いられます。
コムギ胚芽油
コムギ胚芽油に皮膚柔軟によるエモリエント作用が認められています。
トウキエキス
キメをなめらかにととのえる保湿効果。
「トウキ」の根から抽出されたエキスです。
古くから和漢で使用されていますが、化粧品ではお肌にうるおいを与え、肌荒れを防ぐ効果があります。
ビタミン、ミネラル、有機酸などお肌に有用な成分を含みます。
これらの成分が、角質層へゆっくり浸透し、お肌のうるおいを保ちます。
ハマメリス抽出液
ハマメリス葉エキスは収れん成分にカテゴライズされています。
メロスリアエキス
肌にみずみずしいうるおいを与え、透明感を引き出す。
最近の新しい美白剤の開発動向 メロスリアエキスの紫外線惹起色素沈着抑制効果
ヨクイニンエキス
ヨクイニンには、年齢肌で遅れがちになる角質のターンオーバーを正常に戻す働きが見つかっています。
また、お肌のみずみずしさを保つ天然保湿因子(NMF)を補い、お肌に潤いを与えることが明らかになっています。
酢酸dl-α-トコフェロール
酢酸トコフェロールは抗酸化成分にカテゴライズされています。
クエン酸
クエン酸は安定化成分、収れん成分にカテゴライズされています。
クエン酸ナトリウム
- 肌のpH を調整し肌の健康を促進しますので、キメを整え、酸化防止の役目を果たします。
緩衝剤、キレート剤、香料、pH調整剤
セスキオレイン酸ソルビタン
セスキオレイン酸ソルビタンは界面活性剤にカテゴライズされています。
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
トリエチルヘキサノインはベース成分、皮膜形成剤にカテゴライズされています。
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
褪色防止剤、紫外線吸収剤・散乱剤
ポリオキシエチレンアルキル(12~15)エーテルリン酸(8E.O.)
未中和型、使用目的に適したアルカリで中和、HLB11.5 、
モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)
親水性乳化剤、可溶化剤、分散剤、水に溶解、HLB15.0 、
無水エタノール
エタノールはベース成分、温冷感成分、安定化成分、溶剤にカテゴライズされています。
パラオキシ安息香酸エステル
パラベンともいう.化粧品用の防腐剤としてほとんどの商品群に使用されている.
無色の結晶または白色の結晶性粉末で、臭いはほとんどない.
パラオキシ安息香酸エステル類の抗菌作用はパラオキシ安息香酸に比べて静菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に有効である.
サリチル酸や安息香酸に比べて毒性ははるかに低く、また皮膚刺激や過敏症なども少ない.
(山戸直弥)
香料※;有効成分 無印;その他の成分