シャンプー
過度な皮脂分泌を繰り返していた人が正常な皮脂分泌量になるためには1カ月〜2カ月かかるとされています。
美容室後の髪の毛って翌日まで洗わずにいても艶々のまま良い香りが続いたという経験はありませんか?
自己流のシャンプーだと、翌日にはギトギトのベタベタ…気になる臭いはプンプンするし…どうにかならないの!?
と、お悩みのあなたにぜひおすすめの情報をお届けします。
あまり知られていない美容師直伝の正しいシャンプーの仕方で気になる頭皮臭の改善に繋げましょう!
あなたも現在の頭皮臭からおさらばし、いいニオイの続く髪の毛、頭に大変身!
①シャンプー前の予洗い(土台作り)
お湯なら(40度くらい)で頭皮と髪の毛全体を濡らす。
この時にシャワーヘッドを頭皮に出来るだけ近づけ頭皮汚れをよく洗い流すのがポイント。
1分半〜2分程、全体的に頭皮を揉み混むように洗い流す。後々行うシャンプーの泡立ちもここで決まります。
②シャンプーをしっかりと泡立てる
まずは手を濡らし、500円玉くらいの量のシャンプーを手に取り十分に泡立てます。
よく泡立ったところであたま全体につけよく揉みこみましょう。
「シャンプー」は界面活性剤が多く含まれているものは頭皮臭を悪化させる原因になりますので、必ずアミノ酸系シャンプーか、スカルプシャンプーを使用するようにしましょう。
【シャンプーの目安の分量】
- ロングの人で3プッシュ
- セミロングで2プッシュ
- ボブで1.5プッシュ
と言われていますから男性は1〜半プッシュで良いんです。
③シャンプー後にしっかりすすぐ
髪の流れに沿っておでこからシャワーをかけましょう。
生え際はシャンプーが残りやすいのでしっかりすすいで下さい。
予洗いの時間プラス1分半を目安にすすぎ残しのないように気を付けてくださいね。
髪の毛の長さによって変わって来ますが、どんなに髪の毛が短い人でも5分はすすぐようにしてください。
④トリートメントで補修
シャンプーがしっかりできたらトリートメントできちんと補修しましょう。
頭皮をコーティングしても毛穴がつまるだけなので、出来るだけ頭皮につかないように毛先を中心に馴染ませましょう。
⑤トリートメント後はささっとな感じですすぐ
トリートメントは地肌にはついていないのである程度で流せたらOK!
「ヌメリが取れる程度」これくらいで大丈夫です。
⑥タオルドライ〜ドライヤー
出来るだけ素早く地肌を乾かす。
これ凄く大切です!時間をおけば置くほど菌が繁殖しますので、タオルドライを行なってから出来るだけ冷風で乾かしましょう
ここまで出来れば完璧です!
頭皮臭の改善にもおすすめな炭酸ヘッドスパ
炭酸スパは炭酸の細かい泡で汚れを浮き出す働きがあり、皮脂や汚れつまりの改善が出来るんです。
皮脂や毛穴の詰まりを放っておくと酸化し「過酸化脂質」という物質に変化します。これがクサイニオイの原因になるのです。
これらの老廃物は上記で解説した通り、正しいケアと正しいシャンプー法である程度は改善されます。
それでも尚、残る頑固な脂汚れは落としきれていない場合もあるため徹底的に頭皮臭の改善を行うなら炭酸スパはとってもオススメです!
炭酸ヘッドスパのやり方をご紹介
炭酸ヘッドスパに必要な物・用意するものリスト
- 市販の炭酸水500ml(髪の長さによる)
- ペットボトル
- シャンプー剤
〜炭酸ヘッドスパのやり方〜
①炭酸水で予洗い
いつもの予洗い程しっかりやらなくても大丈夫!
頭皮に染み込ませるために3分程おきます。
この時に浸透した炭酸水が頭皮汚れを浮かび上がらせます。
②炭酸水+シャンプーで洗う
ペットボトルに50mlの炭酸水と普段使う量のシャンプー剤を混ぜて振ります。
炭酸水のお陰でかなり泡立つのであとはいつも通り揉み洗いします。
③シャワーですすぐ
その後はシャワーでいつも通りしっかりすすいで
下さいね。
・頭皮の状態を確認する
頭皮はとてもデリケートです。行う前に炎症や、吹き出物がないか確認しましょう。
炭酸水がしみたり、痛みを伴う場合はすぐに使用を控えるようにして下さい。
・日焼けした日は控える
夏場は気づかぬうちに頭皮が日焼けし炎症を起こしている場合があります。
地肌に赤みがある場合は炎症が悪化する危険性がありますので落ち着いてからやりましょう。
〜炭酸ヘッドスパの頻度〜
サロンでやる炭酸ヘッドスパは専用の薬剤を使用していたりしますが、自宅でやる炭酸ヘッドスパはただの炭酸水+シャンプーですから1週間に1度のペースでやっても問題ありません。
気になる時期なら3、4日に1度やっても構いませんが、きちんとシャンプーが出来ていればそんなにやる必要はありませんので、自分の頭皮と相談して行なって下さい。